年賀状の季節になりました。筆ペンの年賀状➁
明けましておめでとうございます を書く
「明(あ)けましておめでとうございます」と年賀状に書く場合、このように書くことができます。
この筆ペンは前回の「美文字筆ペン 細字」です。
楷書で書きました
注意すること
文字数が多いので、中心が左や右へ寄ったりしないようにする。
1文字1文字集中して書いていると、中心がずれていきがちです。最初の字を起点としてずれないようにしていきます。
改行するときは1行目の文字と文字との間に書き出す。
下の例の場合、「あ」と「お」の書き出しが同じだと原稿用紙のように字が揃ってきてしまいます。「お」は「あ」「け」の間、または「け」と「ま」の間に入れると文章に動きが出ます。他の字も同じです。
ハガキの上下左右に一定の余白(間隔)を作る
空間の美も大切です。
「今年もよろしく」などの添え書きは比較的小さく
もっと小さいのは「元旦」「一月一日」「平成」などの字です。
絵入りだと少し字を小さくしても華やかになります。
行書で書きました
使ったペンは「筆ごこち」です。
今年もよろしく を書く
年賀状の賀詞「賀正」や「明けましておめでとう」を大きめに書き、少し下げて小さめに書くとバランスが良いです。
改行するときは2行目を1行目より下げます。
1行では字が小さくなるので改行した方がいいかもしれません。
結構需要のある言葉ですよね。書けるようになると便利です。