硬筆書写技能検定の受験をおすすめする理由
ブログ名が「字が上手になりたいんです‼︎」でもありますし、書写検定のなかでもまずは硬筆書写技能検定について書こうと思います。
まずはなぜ受験をおすすめするのか、です。
私が硬筆書写技能検定を受けようと思った理由
私が検定試験を受けようと思ったのは、当たり前ですけどやはり字が上手くなりたかったからです。
通信教育も受講したことがありましたが、自分に甘いのと、あまり添削する講師の字が私の好きな字では無かったので、受講半ばでやめてしまいました。もったいないことです。。
これは自分の背中を押してくれる人が必要、と文化センターのペン字教室を受講することにしました。
一番最初はテキストに沿って書きます。まずはひらがな、そして楷書、行書と続き、添削を受けた字を何回か書き取り帳(国語12マス)に書いていきます。
先生は、それはそれは優しく添削して下さって、「上手だねえ」「前も習ってたでしょう」と持ち上げてくれ、「じゃあ、次の課題に進もうか」となります。
私は、ほめて伸びる、というより叱られるとやる気がなくなるタイプなので、ほめてもらえば気を良くしてまた行こうと思います。
でも 一度や二度と書いただけで、上手くなれば苦労はしない…上手くなれる人もいると思います。書いて字の形が記憶できればいいんです。でも不器用な私は絶対無理。。
3ヶ月たって先生に硬筆書写検定を勧められました。私はほめられて調子にも乗っていましたからすぐに受験をすることにしました。
理論問題は通勤途中のバスの中で。実技の練習はテレビを見ながらの気楽な勉強でしたが、今まで手本を見ずに書くとすぐ自分の字に逆戻りだったのが、なんとなく字の形を整えるコツが分かってきました。
1級合格まではそれからまだ年月を要しましたが、今、それなりにペン字を教えることができるのは、検定をすすめてくれた先生のおかげだと思っています。
受験をためらう理由
今は勧める方の立場ですが、受験を渋る方の理由は、
- 字がうまくなりたいだけなので試験を受ける気はない
- 時間が無いので試験を受けるひまがない
- まだ下手なのでもう少したってから考える
- 緊張してしまうので試験では自分の力が出せない
- もし不合格だったら落ち込むから
というのがほとんどです。
強制してするものでもないですが、もし少しでも気になっているのであれば、
1は、受験は字が上手くなる近道です。
2~5は、4級(中・高校生程度)くらいから始めてはどうでしょう。ちなみに通常大人の方は3級くらいからおすすめします。比較的合格しやすい級から始めて、慣れていく。5~2級は勉強することはあまり変わらないので、忘れないうちにまたすぐ受けていくのがいいです。
特に4は、実技に速書き問題があるので、これで緊張してしまい自分の力が出ない人が多いのですが、たまには緊張するのもいいですよ。頭が冴えてきます。
5もわかります。でも書写検定は誰かと比べるものでもないですし、一人で挑戦するものです。こっそりと受験して、合格したら自慢しましょう!
受験をおすすめする理由
前回の話とカブリますが、
字の上達の近道・・手本に頼らず自分で考えることが大事です
頭の運動・・手を動かすこと、頭を動かすことは老化防止に最適です。
文部科学省公認なので履歴書に書ける・・できれば2級までとるとバッチリ!
私学受験などで資格があると有利と聞きます。学生なら3級も誇れる資格です。
最近は必須科目として受験勉強をしている専門学校も多いです。字が上手な人は履歴書もきれいに書けます。
自分のレベルアップもできます。硬筆は字が書ければ、用具もペンと鉛筆さえあればすぐにでもチャレンジできます。
特技を持ちたい人もすぐに挑むことができますよ。